運用に合わせてフレキシブルな
権限設定が可能

Gluegent Flowは、稟議や申請はもちろん、それ以外の業務にも活用できるクラウドワークフローシステムです。誰でも直感的に操作できるようデザインされており、設定も運用もかんたんにできることが特徴です。一方で、複雑な業務にも対応できるようさまざまな機能をご用意しています。
また、Gluegent Flowは管理者の権限を細かく設定できるため、現場担当者が運用責任者(モデル管理者)となってフォームや経路を作成して運用できることが特徴です。ここでは、権限ごとに機能の詳細をご紹介しています。

Gluegent Flow Plusの権限マトリクスについては異なる部分がございますので、詳しくはクラウドコンシェルジュ をご覧ください。
こちらの記事は、Gluegent Flow Businessプランを基に紹介しています。

Gluegent Flowの利用者分類

管理者
一般ユーザー
  • 特権管理者:Gluegent Flowのすべての機能が利用できます。
  • Gluegent Flow管理者:ドメイン設定、初期設定を除くすべての機能が利用できます。
  • モデル管理者:特定の申請フォームや経路(モデル)の編集機能が利用できます。

Gluegent Flow機能の権限保有者一覧

機能 特権管理者 Gluegent Flow
管理者
モデル管理者 一般ユーザー
アカウント設定
管理者の設定 ※1
外部システム連携設定
管理機能 ※2
自由なフォーム作成
柔軟な経路設計
かんたん申請
確実な承認
データ一覧ダウンロード
その他(アーカイブダウンロード) ※3 ※3 ※3
  • ※1モデル管理者の設定のみ可能
  • ※2アクセス制限設定除く
  • ※3管理者が指定した場合

管理権限別の機能一覧

特権管理者

特権管理者は、Gluegent Flowのすべての機能を使用できます。特権管理者は通常 Google Workspace、Microsoft 365 の管理者である必要があります。この管理者は、「ドメインの設定」「初期設定」を含めたすべての機能を使用できます。

特権管理者のみが利用できる機能

機能 説明
アカウント設定 Google/Microsoft 365 連携 Google Workspace、Microsoft 365 で設定したアカウント情報や組織階層をGluegent Flowで利用できます。
管理者の設定 モデル管理者の設定 特権管理者(全体管理者)とは別に、特定のフォームや経路を編集できる管理者をモデル管理者として設定できます。
マルチドメイン 同一テナントで Google Workspace や Microsoft 365 を利用する場合、異なる会社間でGluegent Flowを利用できます。
外部システム連携 チャット Chatwork、LINE WORKS、Slackへ自動通知設定が可能です。
電子契約 クラウドサイン、DocuSign、GMOサインとの連携設定が可能です。
その他の機能 監査対策 全タスクを閲覧できるユーザーグループを設定でき、監査対応においての利便性を高めます。
  • 連携する電子契約サービスのお申込みが必要です(各サービス提供元にお問い合わせください)
上記以外の機能にも、特権管理者は、「Gluegent Flow管理者が利用できる機能」の全てを利用できます。「Gluegent Flow管理者が利用できる機能」は次項を参照ください。

Gluegent Flow管理者

Gluegent Flow管理者は、特権管理者のみが利用できる「ドメインの設定」「初期設定」を除く、すべての管理者用機能を使用できます。
Gluegent Flow管理者は、「管理者グループ」に追加されたメンバーが対象となります。情報システム部門の数名の担当者を管理者としたり、各部門の代表者を管理者とするなどの運用が可能です。

Gluegent Flow管理者が利用できる機能

機能 説明
管理機能 採番方法の設定 申請フォームごとに、ナンバリング設定を日、月、年、年度単位で設定できます。
データ自動出力 申請フォームごとに、入力値(データ)を、GoogleスプレッドシートやExcelで自動出力することができます。
アクセス制限設定 申請フォームをグループ化することで、ユーザーのアクセスを制限できます。
データ一覧ダウンロード 指定条件で検索したデータを、一覧表としてCSVでダウンロードすることができます。
自由なフォーム作成 入力フォームの多様な形式 入力フォーム(各項目)は、テキストや数値、プルダウンリストやチェックリストなどさまざまなタイプを利用できます。
100種類以上のテンプレート 100種類以上のテンプレートをご用意。お客様環境にコピーし必要な部分だけ編集してすぐにご利用開始できます。
レイアウトコピー機能 既存の申請フォームをコピーして新たに申請フォームを作成できます。
HTMLレイアウトエディタ HTMLレイアウトエディタを活用し、書類の見た目そっくりにフォームを作成できます。
下書き保存 作成中のフォームや経路を下書き保存することができます。
データマスク機能 入力フォームのデータを申請ステップごとに非表示に設定できます。
マスターデータ活用 GoogleスプレッドシートやCSVのデータを、元になるデータとして申請フォームにデフォルト表示させたり、前の入力内容に連動して表示項目を変える選択肢リストなどに活用できます。
親子リスト フォーム内の選択肢(親)に応じ次(子)の選択肢を自動表示することができます。
誤入力防止 マスターデータを選択肢リストとして活用し、誤入力を防ぐことができます。
モバイルイメージ モバイルアプリに最適化された画面を設定することが可能です。
印刷表示 印刷用のレイアウトを設定することができます。
版管理 申請フォームを改版する場合、運用を止めずに、新規の版を作成し、指定した日時に公開(差し替え)することができます。
ボタン名の編集 初期設定で定義されている「申請・承認・決裁」のアクションボタンの表示名を変更できます。
柔軟な経路設計 役割・役職(ロール)設定 申請者に応じて、経路内の承認者を特定の個人でなく、役割や役職(ロール)で自動で設定できます。
並列設定 経路の同じステップに複数名を設定でき、合議や並行承認等として活用できます。
条件分岐 金額やその他の条件で自動的に承認者を設定することができます。
承認者数の指定 承認者を同列で複数指定した場合、次に進むための承認者の人数を指定することができます(多数決など)。
承認経路指定 ユーザー権限で承認者を指定できるように設定できます。
経路名の編集 初期設定で定義されている「申請・承認・決裁」の名称を、変更することが可能です。

モデル管理者

Gluegent Flowでは、申請フォームと経路の組み合わせを「モデル」と呼びます。
Gluegent Flow管理者はすべての申請フォームと経路(モデル)編集機能が使用できるのに対し、モデル管理者は、特定のモデル(申請フォームと経路)のみの編集機能が利用できます。
特定の部門内でのみ活用するワークフローを、運用担当者自らが作成・編集することが可能です。

モデル(申請フォームと経路)管理者が利用できる機能

機能 説明
管理機能 採番方法の設定 申請フォームごとに、ナンバリング設定を日、月、年、年度単位で設定できます。
データ自動出力 申請フォームごとに、入力値(データ)を、GoogleスプレッドシートやExcelで自動出力することができます。
データ一覧ダウンロード 指定条件で検索したデータを、一覧表としてCSVでダウンロードすることができます。
自由なフォーム作成 入力フォームの多様な形式 入力フォーム(各項目)は、テキストや数値、プルダウンリストやチェックリストなどさまざまなタイプを利用できます。
100種類以上のテンプレート 100種類以上のテンプレートをご用意。お客様環境にコピーし必要な部分だけ編集してすぐにご利用開始できます。
レイアウトコピー機能 既存の申請フォームをコピーして新たに申請フォームを作成できます。
HTMLレイアウトエディタ HTMLレイアウトエディタを活用し、書類の見た目そっくりにフォームを作成できます。
下書き保存 作成中のフォームや経路を下書き保存することができます。
データマスク機能 入力フォームのデータを申請ステップごとに非表示に設定できます。
マスターデータ活用 GoogleスプレッドシートやCSVのデータを、元になるデータとして申請フォームにデフォルト表示させたり、前の入力内容に連動して表示項目を変える選択肢リストなどに活用できます。
親子リスト フォーム内の選択肢(親)に応じ次(子)の選択肢を自動表示することができます。
誤入力防止 マスターデータを選択肢リストとして活用し、誤入力を防ぐことができます。
モバイルイメージ モバイルアプリに最適化された画面を設定することが可能です。
印刷表示 印刷用のレイアウトを設定することができます。
版管理 申請フォームを改版する場合、運用を止めずに、新規の版を作成し、指定した日時に公開(差し替え)することができます。
ボタン名の編集 初期設定で定義されている「申請・承認・決裁」のアクションボタンの表示名を変更できます。
柔軟な経路設計 役割・役職(ロール)設定 申請者に応じて、経路内の承認者を特定の個人でなく、役割や役職(ロール)で自動で設定できます。
並列設定 経路の同じステップに複数名を設定でき、合議や並行承認等として活用できます。
条件分岐 金額やその他の条件で自動的に承認者を設定することができます。
承認者数の指定 承認者を同列で複数指定した場合、次に進むための承認者の人数を指定することができます(多数決など)。
承認経路指定 ユーザー権限で承認者を指定できるように設定できます。
経路名の編集 初期設定で定義されている「申請・承認・決裁」の名称を、変更することが可能です。

一般ユーザー

一般ユーザーは、ワークフローの申請や承認・決裁を行うユーザーを示します。以下は一般ユーザーが利用できる機能ですが、管理者が行った設定により、一部の機能が制限される場合もあります。

一般ユーザーが利用できる機能

機能 説明
かんたん申請 カテゴリから選択 カテゴリ(部門別や申請内容の種類に分けたフォルダ)から選んで利用する申請フォームを選択できます。
複製して作成 過去に申請した申請フォームおよび閲覧可能な申請フォームを複製して新たな申請として活用できます。
自動入力 管理者の設定により、部署や連絡先などマスターデータで定義された基本となるデータを自動表示できます。
ファイル添付 ローカルに保管されたファイルを添付することができます。
下書き保存 申請書は下書き保存できます。
承認者の自動表示 管理者の設定により、承認者が自動で設定されます。
業務(タスク)一覧 自分が申請した業務、承認すべき業務、今後自分に順番がまわってくる(承認予定の)業務が一覧で閲覧できます。
催促メール送付 確認や承認などの催促メールをボタン押下のみで送信できます。なお、文面は編集も可能です。
スマホ、モバイル申請 スマホやタブレットから申請できます(アプリ、ブラウザ)。
代理申請 事前に設定したメンバーにより、代理申請ができます。
経路が見える 自分が申請した申請フォームの承認メンバーおよび、確認や承認の進捗状況を閲覧できます。
検索 申請書一覧から件名・本文等で検索することが可能です。
コメント機能 申請時にコメントを記載することができます。
優先度設定 申請フォームの急ぎ項目をチェックすると「急ぎ」として承認者に伝えることができます。
中止、やり直し 一度提出した申請を中止したり、取り戻して再提出することができます。
履歴一覧 誰がいつ何をしたかを一覧で見ることができます。
確実な承認 スマホ承認 スマホで受信したプッシュ通知やアプリからGluegent Flowを起動してすぐに承認できます。
チャットへの通知 Chatwork、LINE WORKS、Slackで通知を受信し、承認が可能です。
コメント機能 各申請書に対してコメントを残すことができます。
合議・並列経路承認 事前に設定すれば、合議・多数決・並列承認ができます。
差し戻し 申請者や一つ前のステップに差し戻せます。また、却下(申請を中止)することができます。

Gluegent Flow のサポート体制

Gluegent Flowの機能をフル活用していただくために、以下のサポート体制でお客様をご支援します。

支援内容 説明
オンラインマニュアル マニュアルが公開されており、細かい設定方法までご覧いただけます。
無償サポート・ヘルプデスク クラウドコンシェルジュ(カスタマーサポート)にて、無償でサポートいたします。
オンボーディング支援 カスタマーサクセスが導入支援、初期設定のサポートを行います。
  • 導入支援等の個別サービス(有償)についての詳細は、こちらからお問い合わせください。

Gluegent Flowの導入をお悩みの方へ、以下のコンテンツをご紹介します。