【調査レポート】従業員満足度が高い企業は使っている?
社内申請・稟議システムと従業員満足度の相関
従業員の定着や離職率の低下のために、従業員の働きやすさを向上させることは重要ですが、社内申請・稟議システムの導入が従業員の満足度によい影響を与えていることをご存じでしょうか。
弊社は日常的に社内申請・稟議システムを利用している方111名に調査を行い、「目に見えない働きやすさ」を明らかにしました。人材確保や従業員の定着でお悩みの企業の方は、ぜひご覧いただければ幸いです。
目次
社内申請・稟議システムと従業員満足度の相関調査結果(抜粋)
1.社内申請・稟議システムを日常的に利用する従業員の8割が「現在の会社は働きやすい」と回答
「Q1.あなたは現在の会社が働きやすいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が36.0%、「ややそう思う」が44.2%という回答となりました。
2.社内に社内申請・稟議システムが導入されていることは「働きやすいという気持ちに影響している」回答が8割以上
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.社内で利用している社内申請・稟議システム(社内稟議や各種申請手続きを電子化したシステム)があることは、『働きやすい』という気持ちとどの程度関連していると思いますか。」(n=89)と質問したところ、「非常に大きな影響がある」が43.8%、「ある程度影響がある」が42.7%という回答となりました。
3.約8割が、承認プロセスの可視化・リマインド機能により、上司や承認者とのコミュニケーションの負担が「軽減されている」と回答
「Q6.現在お使いの社内申請・稟議システムにおける承認プロセスの可視化やリマインド機能などは、上司や承認者とのコミュニケーションの負担にどのような影響を与えていますか。」(n=111)と質問したところ、「大幅に軽減されている(非常に楽である)」が30.6%、「やや軽減されている(少し楽である)」が47.8%という回答となりました。
4.約9割が、社内申請・稟議システムが業務効率化に「貢献している」と評価
「Q8.あなたが利用している社内申請・稟議システムは、あなたの業務効率化にどの程度貢献していると思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に貢献している(かなりの時間短縮や手間削減になっている)」が25.2%、「やや貢献している」が60.4%という回答となりました。
5.社内申請・稟議システムが業務効率化に貢献している理由、第1位「申請から承認までの所要時間が短縮されたから」
前問で、社内申請・稟議システムが業務効率化に「貢献している」 と回答した方に、「Q9. 社内申請・稟議システムが業務効率化に貢献している理由として、当てはまるものを教えてください。(上位3つ)」(n=95)と質問したところ、「申請から承認までの所要時間が短縮されたから」が46.3%、「申請書類の作成時間が短縮されるから」が42.1%、「過去の申請をコピーして再利用できるから」が35.8%という回答となりました。
6.人手・業務量に関する社内申請・稟議システムの効果、「担当者が不在でも業務が滞らず進められる」が最多
「Q10.社内申請・稟議システムは、あなたのお勤め先での人手や業務量の面でどのような効果がありますか。最もあてはまるものをお選びください。」(n=111)と質問したところ、「担当者が不在でも業務が滞らず進められる」が34.3%、「少ない人数でより多くの業務を処理できる」が29.7%、「単純作業が減り、より重要な業務に時間を使える」が18.9%という回答となりました。
まとめ
今回の調査では、社内申請・稟議システムは、心理的な側面と業務負荷軽減の両面において、従業員の「働きやすさ」に大きく貢献することが明らかになりました。
具体的には、
・心理的な負担の軽減: 申請や承認のストレスが減り、気持ちよく仕事に取り組めます。
・業務の負担軽減: 面倒な手続きが減り、事務業務の時間短縮、残業時間の削減を実現します。
これらのメリットがあるため、社内申請・稟議システムを導入することは、従業員の満足度を高める可能性があると言えるでしょう。
調査概要
- 調査名称:社内申請・稟議システム従業員満足度の相関調査
- 調査対象:社内申請・稟議システムを導入している企業(従業員数100名以上)に勤務し、実際に社内申請・稟議システムを日常的に利用している25歳~50歳の従業員
- 有効回答数:111名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
- 調査期間:2025年5月28日〜同年5月29日
- 調査機関:自社調査(調査委託先:株式会社IDEATECH)
- 調査方法:オンラインアンケート
≪調査データの利用条件≫
1 情報の出典元として「Gluegent Flow(グルージェントフロー)」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。